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『魔本の国の少女』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、東方紅楼夢12にてサークル「北国もやし製造所」様発刊の『魔本の国の少女』になります。

 

 咲マリ冒険モノ、個人的にあまり見たことのない組み合わせだったのでどんなものかと思ってましたが思った以上に冒険してましたね。というか面白い。

おそらくこの作品のテーマというか主軸の一つに「人間らしさ」というのがあると思うのですが、原作における咲夜の「私は一生死ぬ人間ですから」という名台詞を、この作品内で咲夜が「人間やめれば良いのに」的な事を他人から言われる度に口にしています。もしかしたらただのつまらない意地。でも自分にとってはアイデンティティーに関わる様な大事な事。それを守り通そうとする姿というのはとても人間らしく見えると思いますし、同時に人間らしさを大切にしている様にも見える咲夜だからこそ本の世界に目に見える形の触媒無しに入れたのでは?

…と、考えてはみたのですが、自分で言っててあまり納得してないので多分ガバガバ考察です。紫様も未だに見つかってないです。紫様は頑張って見つけます。

 

最後にもう一度だけ、とっても面白かったです。

読ませていただきありがとうございました。

『海の話』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、東方紅楼夢12にてサークル「ゐゑ」様発刊の『海の話』になります。

 

海のない幻想郷でこのレベルの海の話を…!!

…という冗談は置いておいて、本当に面白かったです。序盤から終盤まで本当に隙がないぐらい面白さが詰まってました。広げた話の落とし所も違和感なく、全体がまとまってるように感じたためか読みやすかったと思います。印象に残った場面は…ちょっと団子!の所、めっちゃウケました。同人誌で声出して笑ったのは久々な気がします。一番好きなシーンは最後の夢から覚める直前の背景の月(というか目?)が割れて地球が見える所ですね。あそこでもう鈴仙が立ち直ったなって事が直感で理解でき、安心感すら芽生えます。キレイな終わり方で良いですね。

 

読ませていただきありがとうございました。

『東方座敷牢合同 「指籠」 』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、第三回博麗神社秋季例大祭にてサークル「梶迫小道具店」様発刊の『東方座敷牢合同 「指籠」 』になります。

 

全部読んだ後で調べてみたんですが、指籠は「さしこ」と読むんですね。名前の響きは穏やかな感じなのがより一層業を深くしている気がします…

これから詳しい感想を書いていくんですが、今まで合同誌の感想は全作品のまとめ的な書き方をしていたと思うのですが、今回は各々の作品について感想を書いてみようかなと思います。それに伴って文字数も多めになっちゃうかもしれません。まあ語彙力がアレなのでそれでも大した事が書ける訳ではありませんが…それでは、

 

 

1,巻頭カラー (制作:菊壱モンジ様、文章:みなみきずな様、構成:蓬利シンジ様、撮影:鉄男様、モデル:本居小鈴/あみり様・二ツ岩マミゾウ/菊壱モンジ様)

コスプレ写真×掌編小説、と言ったら良いのでしょうか?面白い試みだと思います。衣装や小道具も忠実に再現されててすごいです。しかしまあ小鈴チャン一体何やらかしたんだ…

 

2,「楽園の底で」 (著:人比良様)

こちらは別の世界線の小鈴ちゃんです。小鈴ちゃんのSAN値がどんどん減っていくのが手に取るようにわかります。僕が座敷牢という言葉そのものに対する恐ろしい印象に近い座敷牢の在り方が描かれてた気がします。

 

3,漫画 (著:つぐみ様)

綺麗な姫うどん漫画です。いや、姫うどんに汚いは無いと思いますが…

罰として地上という檻に入れられた経緯がある輝夜らしい発言というかなんというか…やっぱり宇宙人の考える事はわかりませんね!(オイ

姫様が今を楽しんでいるのであればそれで良いんだと思います。

 

4,「籠椿の話」 (著:海沢海綿様)

「古山茶(古椿)の霊」が話の題材になっている作品なんですが、結構エグい話です。座敷牢の中の娘と竹籠の中の椿(娘の水子の霊?)に対比的なナニカを感じたりもしました。なんというか、感想を言葉としてアウトプットするのが難しい作品でした。力不足で申し訳ない…

 

5,漫画「私が守るから」 (著:くま様)

小鈴ちゃん第3弾。妖魔本を蒐集してる以上は自身が妖魔になってしまうリスクだって高いですよね。この「限りなくあり得る状況」というのはやっぱり恐怖感が増すというか、うん、こわいです。それはそうとして阿求の様子もなんだか…

 

6,「your cage」 (著:みなみきずな様)

紫が座敷牢に入ってる…!?

と、初っ端から衝撃を受ける展開でしたが…

なんというか、閉じこめてる霊夢も閉じこめられてる紫もなんか色々と拗らせててアア…ってなってしまう雰囲気がありました。これもゆかれいむの一つのカタチなんだ。そうだ。そうに違いない。

 

7,「桂花の話」 (著:梶迫迅八様)

途中まで読んでてあれ?座敷牢出てこないな?と思っていたら後半の怒涛の展開。一気に伏線を回収して事態が収束する展開は読んでいて爽快感すら感じます。いや、内容は爽快とはまた違うのですが…

あと、このお話を読んだ後に桂花、つまり金木犀の花言葉を調べてみた所、「謙虚」「気高い人」「真実」なんかがあって、ちょっと考えさせられました。作者の方がそこまでお考えになっているかはわからないのでこれは僕の独りよがりですが…

 

 

…と、こんな感じで書いてみたのですが、やはり一個人が読む以上、感想の書き方に作品ごとに差が出てきてしまいますね。感想にすらなってないのもチラホラ…お許し下さい…

合同誌全体としては、座敷牢に対して持ってるイメージが人それぞれ違いがあった様に見えて、他人の世界観を覗き込むのが好きな僕にはとても満足の行く内容でした。

最後に蛇足ですが、僕は同人誌感想を書くとき、タイトルを『』で囲うのですが、

『東方座敷牢合同 「指籠」 』←この書き方が既に座敷牢みたいな構図になっててアァ…ってなりました。それだけです。

 

読ませていただきありがとうございました。

『我が心の鷲よ、月を探るな ープラネット・イーグルー』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、東方紅楼夢12にてサークル「菜飯田楽」様発刊の『我が心の鷲よ 月を探るな ープラネット・イーグルー』になります。

 

 タイトルに見覚えがあったので調べてみたら、どうやら平沢進氏の楽曲「我が心の鷲よ 月を奪うな[プラネット・イーグル]」が元ネタになってる様です。(間違えていたらすみません…)

SF系の本は自分から進んで読むことがほとんどなかったので、最初はいわゆる専門用語に面食らいながら読んでいたのですが、組織の陰謀が見え隠れする場面だったりそれを暴こうとする場面を読んでるとこう、得体の知れないワクワク感がありますね。読んでて楽しかったです。

最後の方の話が個人的にあまり理解が追いつかなかったのですが、どうやらこの作品、既存のSF作品である『1984年』(著:ジョージ・オーウェル)を元に書かれてる様ですのでそっちを先に読んでからこっちをもう一周してみてまた追加で感想を書きたいと思います。

 

読ませていただきありがとうございました。

『フロリレジウム』 -東方同人誌感想

今回は第三回博麗神社秋季例大祭にてサークル「暮色ひとりシーソー」様発刊の『フロリレジウム』を読ませていただきました。

 

全体的な話も面白かったのですが、特に第三の目を閉ざす事をアポトーシスと表現していたところに非常に感心してしまいました。ホント言い得て妙というか、その発想はなかったって感じです。

あと、僕が読む限り小町がドール沼にどっぷり浸かってる気がしたんですが、沼の住人らしき発言を聞いていると沼は違えど自分も他人からこういう感じで見られてるのか…ってなって読者側のはずなのになぜか恥ずかしかったです…

ドール沼小町…イケない事やってる感あって良いですね…とても印象的でした…

 

読ませていただきありがとうございました。

ステム&クランク

働いている方はそろそろ給料日が近い頃かと思いますが、今日は給料日を待ちきれなくて買ったものを紹介する流れです。例によってanthemの血となり肉となるパーツです。それでは

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これです。恐らく説明不要ですが一応ブログなのでスペックぐらいは紹介します。とりあえずステムから

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THOMSON X4 (10°/100mm)

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横から見るとこんな感じ。見た目から想像する重さと実際の重さにかなりギャップがあるなあというのが第一印象です。数値としては160g(代理店のミズタニ自転車のHPより→http://www.mizutanibike.co.jp/)と、そこまで極端に軽くはないはずなんですが妙に軽く感じます。見た目もやはり良いです。

続いてクランク

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PAUL 100% pure road crank(royal/165mm/48t)

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裏側はこんな感じ

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今まで買ったピザカッターの中だとFC-7800と同じぐらい満足度が高いですね。思わずニヤニヤしながら10分近く振り回して遊んでました(危ない)

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とりあえず見た目だけで言えば良い買い物でした。後は組んでからのお楽しみということで。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

『ふたりぼっち - 寅丸星・ナズーリン 空白の千年合同 -』-東方同人誌感想

久々の同人誌感想ブログですが、今回はコミックマーケット85(奥付によれば2013/12/30)にてサークル「幸咲彗星」様発刊の『ふたりぼっち - 寅丸星ナズーリン 空白の千年合同 -』を読ませて頂きました。

3年弱も前の合同誌の感想なんてもう誰も探さないだろうとわかってはいますが、僕にとってはつい最近めぐり合った良同人誌なので書かせて下さい。

 

聖白蓮が魔界に、村紗水蜜と雲居一輪が地底に封印されてから東方星蓮船本編までの約千年間(800年説や数百年説もありますが)、封印されずに地上に残った寅丸星ナズーリンの関わりをテーマに29人の作家さんによって描かれた作品なのですが、毘沙門天の代理とその監視役というユニークな関係の2人が何年という時の中でどう関わっていたのか、著者によって様々な2人の距離感やその関わり方が絶妙な匙加減で描かれていたのが印象的です。近すぎることはなく、かといって離れているわけでもない、恋人というよりかは相棒のそれに近いモノを持っていて、でも時折恋人っぽくなっちゃったりもする。なんだ、星ナズ万能じゃないか(意味不明)

あと、奥付を見て楽曲提供があった事に気付き検索したら特設ページで聴けたのでこれも聴いてみたのですが、なかなか良かったです。

 

かなり良い本だったので、できれば会場で手に取りたかったと後悔してます。が、過ぎた事はどうにもならないですし、3年近く前の合同誌に巡り会えただけ超幸運だったのかもしれません。合同誌の再販は色々大変だそうですから。

 

読ませて頂きありがとうございました。