『東方座敷牢合同 「指籠」 』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、第三回博麗神社秋季例大祭にてサークル「梶迫小道具店」様発刊の『東方座敷牢合同 「指籠」 』になります。

 

全部読んだ後で調べてみたんですが、指籠は「さしこ」と読むんですね。名前の響きは穏やかな感じなのがより一層業を深くしている気がします…

これから詳しい感想を書いていくんですが、今まで合同誌の感想は全作品のまとめ的な書き方をしていたと思うのですが、今回は各々の作品について感想を書いてみようかなと思います。それに伴って文字数も多めになっちゃうかもしれません。まあ語彙力がアレなのでそれでも大した事が書ける訳ではありませんが…それでは、

 

 

1,巻頭カラー (制作:菊壱モンジ様、文章:みなみきずな様、構成:蓬利シンジ様、撮影:鉄男様、モデル:本居小鈴/あみり様・二ツ岩マミゾウ/菊壱モンジ様)

コスプレ写真×掌編小説、と言ったら良いのでしょうか?面白い試みだと思います。衣装や小道具も忠実に再現されててすごいです。しかしまあ小鈴チャン一体何やらかしたんだ…

 

2,「楽園の底で」 (著:人比良様)

こちらは別の世界線の小鈴ちゃんです。小鈴ちゃんのSAN値がどんどん減っていくのが手に取るようにわかります。僕が座敷牢という言葉そのものに対する恐ろしい印象に近い座敷牢の在り方が描かれてた気がします。

 

3,漫画 (著:つぐみ様)

綺麗な姫うどん漫画です。いや、姫うどんに汚いは無いと思いますが…

罰として地上という檻に入れられた経緯がある輝夜らしい発言というかなんというか…やっぱり宇宙人の考える事はわかりませんね!(オイ

姫様が今を楽しんでいるのであればそれで良いんだと思います。

 

4,「籠椿の話」 (著:海沢海綿様)

「古山茶(古椿)の霊」が話の題材になっている作品なんですが、結構エグい話です。座敷牢の中の娘と竹籠の中の椿(娘の水子の霊?)に対比的なナニカを感じたりもしました。なんというか、感想を言葉としてアウトプットするのが難しい作品でした。力不足で申し訳ない…

 

5,漫画「私が守るから」 (著:くま様)

小鈴ちゃん第3弾。妖魔本を蒐集してる以上は自身が妖魔になってしまうリスクだって高いですよね。この「限りなくあり得る状況」というのはやっぱり恐怖感が増すというか、うん、こわいです。それはそうとして阿求の様子もなんだか…

 

6,「your cage」 (著:みなみきずな様)

紫が座敷牢に入ってる…!?

と、初っ端から衝撃を受ける展開でしたが…

なんというか、閉じこめてる霊夢も閉じこめられてる紫もなんか色々と拗らせててアア…ってなってしまう雰囲気がありました。これもゆかれいむの一つのカタチなんだ。そうだ。そうに違いない。

 

7,「桂花の話」 (著:梶迫迅八様)

途中まで読んでてあれ?座敷牢出てこないな?と思っていたら後半の怒涛の展開。一気に伏線を回収して事態が収束する展開は読んでいて爽快感すら感じます。いや、内容は爽快とはまた違うのですが…

あと、このお話を読んだ後に桂花、つまり金木犀の花言葉を調べてみた所、「謙虚」「気高い人」「真実」なんかがあって、ちょっと考えさせられました。作者の方がそこまでお考えになっているかはわからないのでこれは僕の独りよがりですが…

 

 

…と、こんな感じで書いてみたのですが、やはり一個人が読む以上、感想の書き方に作品ごとに差が出てきてしまいますね。感想にすらなってないのもチラホラ…お許し下さい…

合同誌全体としては、座敷牢に対して持ってるイメージが人それぞれ違いがあった様に見えて、他人の世界観を覗き込むのが好きな僕にはとても満足の行く内容でした。

最後に蛇足ですが、僕は同人誌感想を書くとき、タイトルを『』で囲うのですが、

『東方座敷牢合同 「指籠」 』←この書き方が既に座敷牢みたいな構図になっててアァ…ってなりました。それだけです。

 

読ませていただきありがとうございました。

『我が心の鷲よ、月を探るな ープラネット・イーグルー』 -東方同人誌感想

今回の東方同人誌感想は、東方紅楼夢12にてサークル「菜飯田楽」様発刊の『我が心の鷲よ 月を探るな ープラネット・イーグルー』になります。

 

 タイトルに見覚えがあったので調べてみたら、どうやら平沢進氏の楽曲「我が心の鷲よ 月を奪うな[プラネット・イーグル]」が元ネタになってる様です。(間違えていたらすみません…)

SF系の本は自分から進んで読むことがほとんどなかったので、最初はいわゆる専門用語に面食らいながら読んでいたのですが、組織の陰謀が見え隠れする場面だったりそれを暴こうとする場面を読んでるとこう、得体の知れないワクワク感がありますね。読んでて楽しかったです。

最後の方の話が個人的にあまり理解が追いつかなかったのですが、どうやらこの作品、既存のSF作品である『1984年』(著:ジョージ・オーウェル)を元に書かれてる様ですのでそっちを先に読んでからこっちをもう一周してみてまた追加で感想を書きたいと思います。

 

読ませていただきありがとうございました。

『フロリレジウム』 -東方同人誌感想

今回は第三回博麗神社秋季例大祭にてサークル「暮色ひとりシーソー」様発刊の『フロリレジウム』を読ませていただきました。

 

全体的な話も面白かったのですが、特に第三の目を閉ざす事をアポトーシスと表現していたところに非常に感心してしまいました。ホント言い得て妙というか、その発想はなかったって感じです。

あと、僕が読む限り小町がドール沼にどっぷり浸かってる気がしたんですが、沼の住人らしき発言を聞いていると沼は違えど自分も他人からこういう感じで見られてるのか…ってなって読者側のはずなのになぜか恥ずかしかったです…

ドール沼小町…イケない事やってる感あって良いですね…とても印象的でした…

 

読ませていただきありがとうございました。

『ふたりぼっち - 寅丸星・ナズーリン 空白の千年合同 -』-東方同人誌感想

久々の同人誌感想ブログですが、今回はコミックマーケット85(奥付によれば2013/12/30)にてサークル「幸咲彗星」様発刊の『ふたりぼっち - 寅丸星ナズーリン 空白の千年合同 -』を読ませて頂きました。

3年弱も前の合同誌の感想なんてもう誰も探さないだろうとわかってはいますが、僕にとってはつい最近めぐり合った良同人誌なので書かせて下さい。

 

聖白蓮が魔界に、村紗水蜜と雲居一輪が地底に封印されてから東方星蓮船本編までの約千年間(800年説や数百年説もありますが)、封印されずに地上に残った寅丸星ナズーリンの関わりをテーマに29人の作家さんによって描かれた作品なのですが、毘沙門天の代理とその監視役というユニークな関係の2人が何年という時の中でどう関わっていたのか、著者によって様々な2人の距離感やその関わり方が絶妙な匙加減で描かれていたのが印象的です。近すぎることはなく、かといって離れているわけでもない、恋人というよりかは相棒のそれに近いモノを持っていて、でも時折恋人っぽくなっちゃったりもする。なんだ、星ナズ万能じゃないか(意味不明)

あと、奥付を見て楽曲提供があった事に気付き検索したら特設ページで聴けたのでこれも聴いてみたのですが、なかなか良かったです。

 

かなり良い本だったので、できれば会場で手に取りたかったと後悔してます。が、過ぎた事はどうにもならないですし、3年近く前の合同誌に巡り会えただけ超幸運だったのかもしれません。合同誌の再販は色々大変だそうですから。

 

読ませて頂きありがとうございました。

 

『つける薬もないまま』-東方同人誌感想

今回はコミックマーケット90にてサークル「サカナキドリ」様発刊の「つける薬もないまま」を読ませていただきました。

 

以下若干のネタバレがある可能性があるので注意…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に坂奈さんの描くキャラの表情がとても好きで、今回の新刊は一層それを感じた1冊でした。僕なんかよりよっぽど表情豊かです。羨ましい。

一番好きだったのは清蘭の泣き顔です。ホントかわいい。

もちろん青りんごも尊かったですしそれ見て羨ましがってドレミーに抱きつくサグメ様ホントドレサグですし純狐来て調子乗ってるうどんげかわいいですし…

 

とにかく良かったです!!!(語彙力不足

 

読ませていただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

『妖守(あやかしもり)』 -東方同人誌感想

今回は第13回博麗神社例大祭にてサークル「濁江の蛙」様発刊の『妖守(あやかしもり)』を読ませて頂きました。

 

個人的に妖忌が中心となってその生い立ちや妖々夢本編との関わりを描いた二次創作は初めて読んだので、設定等にあまり違和感は感じずサラッと読めた印象です。

ただ少し意外だなと思ったのが、剣術に関する描写が少なかったことです。(僕が以前作者様の『白狼悩乱』を読んだ事があるので少なく感じただけなのかもしれませんし、設定上そうせざるを得なかったのか敢えてそういう設定にして描写を少なくしたのかは作者様しか知りえないことではありますが…)

桜好きを拗らせてしまった妖忌っていいですね。今まで2次創作で見てきた妖忌が剣ばかり握っていた所為かどこか堅いイメージだったのですが、この妖忌は桜の事になると少し物腰が柔らかくなってる気がして何か親近感の様なものすら感じました。

 

読ませて頂きありがとうございました。

 

『さめない夢を貴方に』 -東方同人誌感想

今回は第13回博麗神社例大祭にてサークル「ふみ庫」様発刊の『さめない夢を貴方に』を読ませていただきました。紺珠伝勢のストーリー2編です。

まずは一つ目のヘカ純ピースです。
心温まりますね。こんなに優しいクラウンピースも中々拝めません。思わずニッコリしてしまう短編でした。

2つ目のドレサグです。
一つ目のヘカ純ピースとは雰囲気ががらりと変わって驚きました。ちょっとひねくれてるというか、距離をとりつつもやっぱり…みたいなドレサグもいいですね。

読ませて頂きありがとうございました。